おおさかけんぽう

法律をおおさか弁で知ろう。知らんけど

第239条募集事項の決定の委任

前条第二項及び第四項の規定にかかわらず、株主総会においては、その決議によって、募集事項の決定を取締役(取締役会設置会社にあっては、取締役会)に委任することができるんや。この場合においては、次に掲げる事項を定めなあかん。

次に掲げる場合には、取締役は、前項の株主総会において、第一号の条件又は第二号の金額で募集新株予約権を引き受ける者の募集をすることを必要とする理由を説明せなあかんで。

第一項の決議は、割当日が当該決議の日から一年以内の日である前条第一項の募集についてのみその効力を有するんや。

種類株式発行会社において、募集新株予約権の目的である株式の種類の全部又は一部が譲渡制限株式であるときは、当該募集新株予約権に関する募集事項の決定の委任は、前条第四項の定款の定めがある場合を除き、当該種類株主総会の決議がなければ、その効力を生じへん。ただし、当該種類株主総会において議決権を行使することができる種類株主が存しない場合は、この限りやあらへんで。

ワンポイント解説

これは前の条文の続きで、株主総会が募集事項の決定を取締役に委任できるっていう話やねん。前の条文では「株主総会で決めてな」って言うたけど、毎回毎回総会を開くのは時間もお金もかかって大変やろ?せやから「大枠だけ株主総会で決めて、細かいところは取締役に任せますわ」ってできるようになっとるんや。会社の機動性を保ちつつ、株主の関与も確保するっていうバランスを取った仕組みやねん。

例えばな、修学旅行の計画を立てる時のことを考えてみてや。クラス全員で「行き先は沖縄に決定!」って決めるけど、「何時の飛行機にするか」とか「どのホテルに泊まるか」とかの細かいことは実行委員に任せるやろ?それと同じ考え方なんや。ただし、白紙委任はアカンで。「新株予約権の上限は1000個まで」「1個あたり最低100円以上」とか、枠組みはちゃんと総会で決めとかなあかんのや。

それと、この委任は1年限定っていうルールもあるんやで。「永遠に取締役に任せます」っていうのはでけへんのや。権限を渡しっぱなしやと、好き勝手されるかもしれへんからな。1年ごとに見直しができるようにしとる。このバランス感覚がええと思うわ。「全部総会で決める」やとスピードが落ちる、「全部取締役に任せる」やと株主の権利が守られへん、せやから「枠組みは総会、細部は取締役、期限は1年」。うまい落としどころやと思うで。

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