おおさかけんぽう

法律をおおさか弁で知ろう。知らんけど

第272条の2

新株予約権については、当該新株予約権が信託財産に属する旨を新株予約権原簿に記載し、又は記録しなければ、当該新株予約権が信託財産に属することを株式会社その他の第三者に対抗することができへん。

第二百四十九条第三号イの新株予約権者は、その有する新株予約権が信託財産に属するときは、株式会社に対し、その旨を新株予約権原簿に記載し、又は記録することを請求することができるんや。

新株予約権原簿に前項の規定による記載又は記録がされた場合における第二百五十条第一項及び第二百五十九条第一項の規定の適用については、第二百五十条第一項中「記録された新株予約権原簿記載事項」とあるのは「記録された新株予約権原簿記載事項(当該新株予約権者の有する新株予約権が信託財産に属する旨を含む。)」と、第二百五十九条第一項中「新株予約権原簿記載事項」とあるのは「新株予約権原簿記載事項(当該新株予約権者の有する新株予約権が信託財産に属する旨を含む。)」とするんや。

前三項の規定は、証券発行新株予約権及び証券発行新株予約権付社債に付された新株予約権については、適用せえへんで。

ワンポイント解説

この条文は「信託」っていう特別な仕組みについて決めてるんや。信託っていうのは、自分の財産を信頼できる人や銀行に預けて、管理してもらう制度のことやねん。新株予約権も信託の対象にできるんやけど、それを会社や他の人に主張するためには、新株予約権原簿に「この新株予約権は信託財産です」って記録してもらわなあかんのや。記録がなかったら、誰も信託やって分かってくれへんからな。

例えばな、おじいちゃんのJさんが、孫のKちゃんのために新株予約権を信託銀行に預けて、「Kちゃんが20歳になったら渡してあげて」っていう約束をしたとするやろ。この新株予約権は、Jさん個人のもんやなくて「信託財産」になるわけや。でもな、会社の原簿に「これは信託財産です」って書いてへんかったら、会社は「これJさん個人のもんやろ?」って思ってしまうやんか。せやから受託者(信託銀行)は会社に「原簿に信託って書いといてください」って請求できるんや。これで「信託財産やで」っていうことが公にされるわけやな。

信託っていうのは、家族の将来のことを考えたり、財産をちゃんと守ったりするための大事な仕組みなんや。ちょっと複雑に聞こえるかもしれへんけど、要するに「大切な人のために財産を預けておく」っていう優しい制度やねん。法律がこういう仕組みをちゃんと認めて、手続きを決めてくれてるから、おじいちゃんの孫への愛情とか、家族の思いが守られるんやで。信託財産やっていうことを記録することで、透明性が保たれて、みんなが安心できるわけやな。

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