第274条取得する新株予約権の決定等
株式会社は、新株予約権の内容として第二百三十六条第一項第七号ハに掲げる事項についての定めがある場合において、取得条項付新株予約権を取得しようとするときは、その取得する取得条項付新株予約権を決定せなあかん。
前項の取得条項付新株予約権は、株主総会(取締役会設置会社にあっては、取締役会)の決議によって定めなあかん。ただし、当該取得条項付新株予約権の内容として別段の定めがある場合は、この限りやあらへんで。
第一項の規定による決定をしたときは、株式会社は、同項の規定により決定した取得条項付新株予約権の新株予約権者及びその登録新株予約権質権者に対し、直ちに、当該取得条項付新株予約権を取得する旨を通知せなあかん。
前項の規定による通知は、公告をもってこれに代えることができるんや。
これは前の条文の続きで、会社が取得条項付新株予約権の「一部だけ」を取得する時のルールを決めた条文やねん。例えば、会社が発行した新株予約権が100個あって、そのうち30個だけ買い戻したいっていうケースのことや。その時に「どの30個を取得するか」を決める手続きを定めとるんやで。全部じゃなくて一部だけっていうのは、恣意的に選ばれる可能性があるから、慎重なルールが必要なんやねん。
例えばな、A社が社員に新株予約権を100個発行しとったとするやろ。でも、業績が悪化して「30個だけ買い戻したい」ってなったとする。その時、どの30個を選ぶか?「番号1番から30番まで」って決めるか、「抽選で決める」か、何らかの公平な方法を考えなあかんわけや。第2項で株主総会または取締役会の決議が必要ってなっとるんは、そういう公平性を担保するためなんやで。
そして第3項が大事で、決まったら「直ちに」通知せなあかんねん。「あなたの新株予約権は会社が買い戻しますよ」って教えてあげなあかんのや。自分のが対象かどうかわからんまま時間が過ぎたら困るやろ?「えっ、知らん間に取得されてた!」ってなったら大問題やもんな。透明性と公平性を守るための仕組みやねん。
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