第539条債務者の抗弁
債務者は、第537条第1項の契約に基づく抗弁をもって、その契約の利益を受ける第三者に対抗することができるんや。
ワンポイント解説
債務者が契約の相手方に対して持ってる言い分を、第三者に対しても使えるっていう決まりやねん。抗弁権っていうんやで。
例えばな、AさんがBさんに「Cさんに毎月10万円払ってな」って頼んだとするやろ。でもその契約自体に問題があったんや。「Aさんが騙してきた」とか「Aさんがまだ自分の義務を果たしてへん」とかな。そういう場合、BさんはAさんに対して「そんな契約は無効や」とか「Aさんが先に義務果たすまで払わへん」って言えるやんか。
この言い分は、Cさんに対しても使えるんよ。Cさんが「わたしにお金ちょうだい」って言うてきても、Bさんは「いや、元の契約に問題あるから払わへん」って主張できるねん。Cさんは契約の当事者やないけど、元の契約の問題からは逃れられへんのや。
この決まりがあるおかげで、債務者が不当に不利にならへんようになってるんやで。第三者のためにする契約でも、基本的な公平さは守られる大事なルールやと思うわ。
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