第16条第16条
総会は、第12章と第13章に基づいて与えられる国際信託統治制度に関する任務を遂行するんやで。この任務には、戦略地区として指定されへん地区に関する信託統治協定の承認が含まれるんや。
総会が「信託統治制度」っていうものに関する任務を持ってる、っていうのを決めた条文なんやで。信託統治制度っていうのは、第二次世界大戦が終わった後に作られた仕組みでな、もともと植民地やった地域とか、敗戦国が持ってた領土とかを、国連の監督のもとで管理して、最終的には独立させるっていう制度やねん。
詳しい内容は第12章と第13章に書いてあるんやけど、簡単に言うとな、まだ独立する準備ができてへん地域を、ある国が「信託統治」っていう形で面倒見るんや。せやけど勝手に支配してええわけやなくて、国連がちゃんと監督して、最終的には独立させなあかん、っていう約束のもとでやるわけやね。これは昔の植民地支配とは全然違う考え方やったんや。
総会の任務にはな、「戦略地区として指定されへん地区」に関する信託統治協定の承認が含まれる、って書いてあるんや。「戦略地区」っていうのは軍事的にめちゃくちゃ大事な場所のことで、そういう地域については安全保障理事会が管轄するんやね。それ以外の普通の地域については、総会が信託統治協定を承認する権限を持ってるっていうことなんや。
この信託統治制度はな、植民地主義から脱却するための大事な仕組みやったんやで。第二次世界大戦までは、世界中にヨーロッパの国々の植民地がいっぱいあったやろ。戦争が終わって、「もう植民地支配の時代は終わりや」っていう流れになったんやけど、急に独立させても国として成り立たへん地域もあったんや。そこで、少しずつ準備をしながら独立に向かう道筋を作ったのが、この信託統治制度やったんやね。
実際にはな、この信託統治制度はめちゃくちゃうまくいったんやで。信託統治のもとに置かれた地域は、時間をかけて独立の準備をして、最終的にはぜんぶ独立を達成したんや。1994年に最後の信託統治地域やったパラオが独立して、信託統治制度の役目は終わったんやね。それ以降、信託統治理事会は活動を停止してるんや。
この信託統治制度の成功はな、国連の大きな功績の一つやっていわれてるんやで。植民地から独立国へっていう移行を、国際社会が責任を持って支援した例やからね。暴力的な独立闘争になる可能性もあったのに、比較的平和的に独立が達成されたのは、この信託統治制度があったからやっていう面もあるんや。
せやからこの第16条は、歴史的にめちゃくちゃ意義のある条文やねん。今はもう信託統治制度自体が役目を終えてるけど、植民地主義を終わらせて、世界中の地域が独立国として国連に参加できるようになった、っていう国連の理想を実現するための大事な条文やったんや。第16条があったからこそ、今の193か国が参加する国連が実現したっていえるんやで。
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