修正第17条修正第17条
注:憲法第1条第3節は、修正第17条で修正されたんや。
アメリカ上院は、各州から2人ずつ、その州の人らによって6年の任期で選ばれる上院議員で作られるんや。各上院議員は、1票の投票権を持っとるんやで。各州での選挙人は、州議会で一番議員数が多い院の選挙人に必要な資格を持っとる人やないとあかんねん。
どっかの州の上院での代表に空きができたら、その州の行政府が、その空きを埋めるための選挙をやる命令を出すんや。せやけど、どっかの州の議会は、議会が指示するところに従って人らが選挙で空きを埋めるまで、臨時に任命する権限をその州の行政府に与えることができるんやな。
この修正は、この修正がこの憲法の一部として有効になる前に選ばれたどんな上院議員の選挙とか任期にも影響するもんやと解釈したらあかんで。
上院議員の選び方を、州議会による間接選挙から国民による直接選挙に変えた修正条項やで。アメリカの民主化の大きな一歩やねん。
1913年に決まったんやけど、これには長い戦いがあったんやな。建国当初の憲法では、下院は国民が直接選んで、上院は州議会が選ぶっちゅう二段階の仕組みやったんや。「下院は民意を反映、上院は州の利益を代表」っちゅう考え方やったんやで。せやけど、19世紀の終わりごろから、この仕組みにめっちゃ問題が出てきたんや。州議会で賄賂が横行して「誰が一番金を積むか」で上院議員が決まるようになったんやな。それと、州議会で意見がまとまらへんくて、上院議員が何年も決まらへん「デッドロック」っちゅう状態も起こったんや。ひどい時は、ある州で2年間も上院議員がおらんかったこともあるんやで。そういう腐敗とか機能不全が問題視されて、「もう国民が直接選ぼうや」っちゅう声が高まったんやな。
実は1890年代から何度も修正案が出されとったんやけど、既得権益を持つ州議会の議員らが抵抗して、なかなか通らへんかったんや。せやけど、1900年代に入って「革新主義の時代(Progressive Era)」っちゅう改革の波が来て、オレゴン州とか先進的な州が独自に直接選挙を始めたんやな。そういう州レベルの動きが広がって、ついに1913年に憲法修正が実現したんや。この修正で上院も下院と同じように国民が直接選ぶことになって、より民主的な制度になったんやで。せやけど、これで州の利益を代表するっちゅう上院の元々の役割は弱まったとも言われとるんや。日本の参議院は最初から直接選挙やから、アメリカはちょっと遠回りしたんやな。民主主義っちゅうのは一度にできあがるもんやなくて、問題を見つけて少しずつ改善していくもんなんやで。
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